ブログ界で有名なイケハヤさんが、2018年の中頃から「ブログはオワコン」というようになりました。そこで今回は、この意味を読み解いてみます。
ブログ界で有名なイケハヤさん
ブログをしている人なら、一度は「イケハヤ」さんを耳にしたことがあると思います。ネット上では、ブロガーとしてたいへん有名です。
また、人気を得るためにあおり炎上商法を使うので、巷では賛否両論です。
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イケハヤさんに対する僕の感想
一般に言われているように、イケハヤさんは、あおり気味にブログを書いているところもあります。でもたまに、よいことも書いていることもあります。
僕のイケハヤさんに対する意見としては、一般人からみて、やはりあおり気味の炎上商法的なブログは好きではありません。
ただ、ブログで生活しているとなるとちょっと味方が違うようになります。
芸人でもアクの強い人のほうが、受けがいい部分もあるし、イケハヤさんはあえてそういうのを狙っているのかなとも思います。
いくらかブログ界のヒール役みたいなところを演じている部分もあるのかなと思います。ブログで生活するうえでね。
個人的には、ブログを見ただけでは好きになれませんが、生活として生きるため、役を演じるためには、
また話題性を作るためには、今の「イケハヤ」スタイルはありなのかなとも思います。
まあ、なんとも言えない部分はあります。ただ、やはり実力はあると思うので有名なブロガーさんであることは間違いないと思います。
イケハヤさんが好きか嫌いか?
イケハヤさんが好きかといえばそうではないし、嫌いかといえばそうでもありません。どっちでもないというのが僕の感想です。
まあ、いろいろ発信しているので参考程度にみている程度です。有名なブロガーさんということでウォッチしている程度です。
ただ、信者になるつもりはありません。
イケハヤさんのつぶやき
最近(2019年)のイケハヤさんは、直近でこんなつぶやきをしてました。参考までに。
【参考記事】
→ ブログはじわじわオワコン化していくね。
18/7/19
→ プロブロガーだけど、ブログはオワコンだと思ってるよ。その理由を解説!
18/11/6
→ 【恒例】Googleアルゴリズム大変動で、アフィリエイター軒並み死亡!!
19/3/14
→ 【被弾】Googleアルゴリズムの激変で、アクセス3割減った話。
19/3/23
まあ、記事タイトルを検索窓にコピペして検索してください。該当記事が読めます
イケハヤさんの歴史
僕が知っているところで、直近のイケハヤ先生の歴史を振り返ってみたいと思います。僕がブログを始めたのは2013~2014年ころ。
このころネット上では、もうすでにイケハヤさんは有名でした。
このときのスタイルは、「まだ東京で消耗しているの?」で東京にいて、炎上商法したり、1日、7,8本、ブログを書いているスタイルでした。
このときは、当たっていたと思うし、収入もよかったと思います。それからしばらくしたら、四国に移り住んだという話を聞きました。
これが2015~2016年頃かな?
四国に移り住んでから、ブログスクールを開設して信者を集めていたそうです。そして信者からお金を徴収していたそうです。
また、ノートで書籍を書いて売りまくっていたそうです。この時代もイケハヤ先生のブログを見ていましたが当たっていたみたいです。
それから、しばらく見ていたら1~2年でブログスクールは閉店したみたいです。ネタがなくなったのかな? よくわかりませんがそんな感じでした。
スクールを閉店した頃から、自分のブログ「まだ東京で消耗しているの?」で投資話を売り込むようになりました。
FXがよいとか、なになに株がよいとか、仮想通貨のxxがよいとか。
僕は投資には興味がないので、というかイケハヤ先生が話す投資話には興味ないので、「ふーん、そうなんだ」程度に見ていました。
このころから、ブログスクールから世の中によくある、投資話にシフトしたようです。そこから利ザヤを得ようとしたようです。
なんかこの時も、信者から利ザヤを得ようとしていたみたいです。
このブログスクールの閉店と投資話の売り込みは、2016~2018年頃だったと思います。僕が知っているイケハヤ先生の直近の歴史はこんなところです。
(まあこのお話は、僕がイケハヤ先生はネット上でブロガーとして有名で、たまにちらちらネット情報や、「まだ東京で消耗しているの?」を見ていて感じた感想ですが・・)
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イケハヤさんはいろいろやっている
こう考えてみるとイケハヤさんはいろいろやってるなと思います。
ブロガー
↓
ブログスクール開設
(信者への教材の売り込み)
↓
投資話の勧誘
(信者からの利ザヤ集め)
僕が、イケハヤ先生の投資話について参考になった記事がありました。以下の記事です。一読しておくとよいと思います。
参考記事
→ イケダハヤトの「ツルハシビジネス」とその危険性
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なぜブログはオワコンと言っているのか?
ちょっと話がそれてしまいましたが、本題に戻したいと思います。イケハヤ先生は2018年の中頃から「ブログはオワコン」と言ってます。
それは、なぜか? それを読み解いてみたいと思います。これにはgoogle先生のアルゴリズムが深く関係していると思います。
google先生のアルゴリズムは年々高度化している
google先生のアルゴリズムは年々進化しています。そして高度化しています。
最近(2019年)では、本当に内容のあるよい記事が検索上位され、記事の内容は薄くてもSEOを駆使して検索上位していた記事は、
検索順位が下げられて表示されるようになりました。
最近のgoogleアルゴリズムでは、小手先で通用していたSEOテクニックが効かないようになりました。
まあこれが、イケハヤ先生が言っている「ブログはオワコン」の原因かなと考えています。
google先生のアルゴリズムの歴史
僕は元SEで、SEを経験しているので、一般の人よりはコンピュータ知識やシステム知識、またはweb知識はあると思います。
ただ、ネット知識は素人といえば素人です。そんな僕の観点から、google先生のアルゴリズムをネット上の情報と僕の考えからまとめてみます。
2013~2015年
【googleの動き】
・google先生がパンダアップデートとペンギンアップデートを導入
・外部リンクの評価の引き下げ ★
※星印は僕の想像仮定
【僕の感想】
このころから、低品質な記事をたくさん書いているサイトは、低品質サイトとみなされるようになってきました。
単純に記事更新頻度が多ければよいという考えがなくなってきました。また、外部リンクが多いほどよいサイトという単純な評価がなくなりました。
これにより、外部リンクが単純に多ければよいというものではなくなりました。
これらにより、2010年代前半に活躍していたブラックSEOの人たちは検索からだんだん消えてくようになりました。
2015~2017年
【googleの動き】
・SNSからの流入の評価の引き下げ ★
・トレンド記事とトレンドワードの精査の解析評価アップ ★
・アクセス数至上論の撤廃(単純アクセス数よりも記事内容重視) ★
・検索結果の画面上位に広告導入
※星印は僕の想像仮定
【僕の感想】
このころはまだ、SEOに精通していてホワイトSEOに強かった人が、記事の内容は薄くても生き残れた時代です。
ただこのころから、google先生は単純にアクセス数が多ければ、よい記事、よいサイトというアクセス至上主義を撤廃したように感じます。
これはgoogle先生にとっては大きな決断です。なぜならgoogle先生は広告会社だからです。もちろんアクセス数が多いということは、広告も宣伝できる。
それをあえてアクセス至上主義から記事内容重視にシフトした感があります。
あとトレンドブログ系のブラックSEOをしていた人たちも、google先生の目が厳しくなり、だんだんいなくなってきました。
裏を返せばそれだけ昔より、google先生の記事に対するアルゴリズムの精度が高くなったと言えます。
2017~2018年
【googleの動き】
・毎日更新の評価引き下げ ★
・内部リンクの評価方法の精度アップ
・ランダム性と滞在時間の重視 ★
・直帰率と回遊率の重視 ★
・キューレーション(まとめ)サイトの評価引き下げ
※星印は僕の想像仮定
【僕の感想】
一時期、検索すればウィキペディアが必ず上位ということがありました。
また、キューレーション(まとめ)サイトが上位検索されるというときがありました。このときは、単独でブログをしている人が不利でした。
また、キューレーション(まとめ)サイトは問題性もよく指摘されていました。
そんなこともあってか、2017年、2018年あたりからgoogleのアップデートにより、だんだんとキューレーションサイトの上位表示がなくなってきました。
あと健康記事関係でもgoogle先生のアップデートがありました。このアップデートにより健康食品を中心にしていたブログは、打撃を受けました。
僕も健康記事関連で人気があった記事があったのですが、健康関連記事のアップデートで打撃を受けました。
2019年
【googleの動き】
・たぶんSNS関係で多数のアクセス数を稼いでいたサイトの評価引き下げ ★
※星印は僕の想像仮定
【僕の感想】
2019年3月にgoogle先生の大きなアップデートがありました。
これにより、月間10万pv以上を稼いでいた人気サイトも次々と、アクセスダウンしたようです。ネット上で次々と阿鼻叫喚の声を聞きました。
ただ僕のサイトは弱小なので、特に影響はありませんでした。
これらのアクセス数が低下し評価ダウンしたサイトは、SNSを利用してアクセス数を稼いでいたサイトが多かったように見受けられました。
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google先生のアップデートとイケハヤブログが符合する
僕が言いたいのは、google先生のその時代のアルゴリズムとアップデートが、イケハヤ先生の栄枯盛衰(えいこせいすい)と符合すると思いました。
イケハヤ先生がブログだけで人気があった2013年~2014年ころ。
このころのgoogle先生のアルゴリズムは、記事の更新頻度が高ければよいブログサイト。
そしてSNSをうまく利用したアクセスアップはokな仕様だったと思います。
要するにどんな手を使おうと、アクセス数が多ければよいブログ、またはよいサイトと評価されていたようです。
記事内容も2000~3000文字、いちおう書いてあればよい記事とみなされていたと思います。
ただ、2014~2015年ころから、少しずつgoogle先生のアルゴリズムの精度が上がり、評価が厳しくなってきたと思います。
単純に記事更新頻度が高ければよいという評価ではなくなったみたいです。更新頻度よりも記事内容重視に変わってきたみたいです。
アクセス数の評価についても、単純にアクセス数が多ければよいサイトという評価ではなくなってきたようです。
昔はSNS経由のアクセスも1アクセスとみなしていたようですが、最近ではSNSのアクセスは評価が低いようです。検索流入のアクセスが評価が高いように感じます。
イケハヤ先生のブログスタイルは、1日7,8記事の多頻度の毎日更新。そして2000~3000文字程度のライトな文章。
また、SNSをうまく活用した多アクセス数作戦。
これが昔のgoogle先生のアルゴリズムとマッチしていたようです。マッチしていたころはgoogle先生からの評価が高かったです。報酬もよかったみたいです。
しかし、年々google先生のアルゴリズム精度が上がり、イケハヤスタイルがマッチしなくなったと思います。
これがイケハヤブログの低評価につながり、そして今までの上位表示のはく奪、それによるアクセス数の全体的なダウン。
これを引き継いでの報酬の減少につながっていると思います。
イケハヤ先生もこれを感じているようでいろいろな手を尽くしているみたいです。今までの小手先のホワイトSEOでは歯が立たなくなってきました。
そういうこともあり、イケハヤ先生は、「ブログはもうオワコン」といっていると思います。
要は今までのイケハヤブログスタイルでは、報酬が稼げないということです。報酬が稼げない、イコール、アクセス数を得られないという意味だけど。
イケハヤ先生が次に目指すところは・・
最近(2019年)のgoogle先生のアルゴリズムでは、イケハヤ先生も報酬を得るのが難しいようです。
そこで今度は、youtubeにシフトしようと考えているようです。
最近みた記事では、「僕(イケハヤ)はインフルエンサーです。そして、これからはyoutubeの時代だぜ」みたいなことを言ってました。
でも、僕は一理あるなと思って見てました。ブログは、見てもらっただけでは利益にならない。
クリックという行為があって初めて利益が発生する。ブロガーをしている人ならわかると思いますが、そんなものです。
しかし、youtubeは違う。1回映像が流れ見てもらうと、はじめに広告が入る。
そして利益が得られる。ブログと違い、youtubeは1回ごとに見てもらえれば、必ず利益が発生する。
この辺をイケハヤ先生は次のターゲットにしているようです。それはそれでよいのかなと思います。
生活を考えた報酬目当てでは、ブロガーからyoutuberに代わってもいいのかなと思いました。
僕は興味がない
僕は、自分の意見やネット上の情報をまとめて、自分の言葉として発信するのが好きです。しょぼくてもオリジナル性のあるのが好きです。
そんなことからブログを書いています。僕のしょぼい記事でも、人の役に立てばと思い記事を書いています。
報酬目当てだったら、youtuberになってもよいと思います。柔軟性もあり、そうしたい人はそうすればよいと思います。
ただ僕は、映像というものに興味がありません。それで何かしたいという気持ちがありません。
まあ僕はブロガーであってもyoutuberにはならんかな。僕はそれでもよいと思う。なぜなら映像よりも文章が好きだから。
イケハヤ先生は参考にすべし
最近(2019年)、イケハヤ先生のブログスタイルが通じなくなってきました。このスタイルで高報酬を得るのが難しくなってきました。
だだブロガーにとっては、よい参考事例かなと思います。そしてますます、良質な記事を書き続けないと、生き残れないと感じました。よい教訓になりました。
まとめ
最近のブロガーのイケハヤさん、イケハヤブログスタイルを通じて今の時代のgoogleのアルゴリズムが高度化しているのを感じました。
これを自分の教訓にすべきと思いました。この記事が読者の何らかの参考になればと思います。
(何かの参考になるかな? 書きたいことを書いただけかも・・)
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい