サイトマップって設定するのが面倒そうだし、設定しても意味があるの?と思っていました。そこで今回は、初心者に向けてサイトマップの設定の意味についてやさしく説明します。
この記事の対象者
この記事の対象者はサーチコンソールにそんなに詳しくない人を対象とします。僕のようなサーチコンソール素人を対象とします。
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始めに結論
「サイトマップって意味があるの?」といえば、たいへん意味があります。
サイトマップを設定すると、サーチコンソール上のデータの正確性が全然違います。この記事を読んだ方は、すぐにサイトマップの設定をしてください。
これから僕の経験などを踏まえながらサイトマップについてやさしく説明していきます。
技術的なことが嫌い
正直、僕はブログを書くことを中心にしたいです。こういうサブ的なサーチコンソールの深い知識や技術などは知りたいとは思いません。
でも、サイトを運営していく上で、最低限のサーチコンソールの知識や技術が必要です。
今回も、データ分析にはサーチコンソールが必要となってきたので、どうしても簡単な知識や技術が必要となってきました。
簡単な仕組みはわかる
僕は元システム屋だったので、コンピュータ全般についての簡単な知識はあります。大まかな仕組みなどもわかります。
例えば、サイトマップのファイルはftpを使って、サーバーのこの所定のフォルダーに設置しなさいとか。
こういうところとかは、一般の人よりは理解しています。
面倒くさがり屋
でも、ftpを使うのにサーバーのパスワードを調べるとか、いろいろな調べ事が面倒くさいです。
サイトマップのファイル名は、何て名前にすればよいのとか。実際にいじって検証したりとか。あーあ、本当に深い知識には首を突っ込みたくないです。
僕は面倒くさがり屋なのでなるべく、いつも楽したいと考えています。今回、ネット上で簡単にサイトマップを設定する方法を見つけたので後でご紹介します。
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サイトマップって何?
そもそもサイトマップって何? SMAPはSのマップということはわかる。(なんのこっちゃ?)
サイトマップとは、レンタルサーバーのサーバー内で、この記事はアドレス的に「ここにありますよ」みたいなことを書き記したマップ、正確にはファイルだと思います。
まあ、初心者の方はそうお考え下さい。あとサイトマップは決められた所定のフォルダーに設定する。置いておく。
これは、最上位のフォルダーですがね。まあ、一般の素人の人は、このくらいの認識で十分かなと考えます。
サイトマップの有用性がわからない
個人的なのですが、ネット上で情報を集めた限りでは、「クローラーは新規記事を頻繁に更新すると頻繁に巡回してくれる」というのを聞いたことがあります。
それなら、「頻繁に新規記事を書けば、勝手にクローラーが来てくれて、勝手にgoogleに登録してくれるんじゃない。インデックスしてくれるんじゃない」。
「なら別にサイトマップいらないんじゃない」と思っていました。
新規記事を書けば勝手にクローラーが巡回してくれるので、別にサイトマップは不要かなと思っていました。
正直、サイトマップの有用性がわかりませんでした。
ネット上では難しい言い方ばかり
ネット上では、素人ブロガーに向けた簡単なサイトマップの説明がありません。
もっとやさしくサイトマップの概念を説明したり、サイトマップを設定するメリットなどをやさしく説明してほしいものです。
本当に上級者が書いた記事は難しく困ります。
ネット上では設定した効果を説明していない
ネット上では、「サイトマップはこういうものですよ」という説明はあります。
xml形式で記述してあり、サーバー上のファイル名(記事)と相対アドレスが記述されていますよとか。
「.htaccess」 と同じフォルダーにサイトマップのファイルを置いてくださいとか。
ここら辺は勉強になるのだけど、サイトマップを設定するメリットや効果みたいなものが、やさしく説明している記事がほとんどありませんでした。
僕は、自分でサイトマップを設定して、初めてサイトマップの効果やメリットについてわかりました。まあ、僕のうんちくはこれくらいにしておくか・・。
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やさしくサイトマップを説明
これから、僕が体験したことを元にやさしくサイトマップについて説明していきます。
① やさしく説明するとサイトマップとは何?
簡単に、やさしくサイトマップとは何?を説明すると、サイトマップとは「園内マップ」みたいなものです。これにつきます。
画像引用: 金沢動物園
② クローラーって何
クローラーをやさしく説明すると、テーマパークに来た来場者みたいなものです。これにつきます。
③ 地図ありと地図なしではどっちが便利
あなたが来場者としてテーマパークを見て回るとしたら、園内マップを持っているのと持っていないのとでは、どちらがよいですか?。
もちろん園内マップを持っているほうがよいです。園内マップを持っていれば園内が俯瞰的にわかります。
また、自分の興味があるアトラクションが、どこにあるというのがすぐわかります。
これが園内マップを持っていないとしたらどうでしょう。たぶんですが、園内の敷地のところどころにあるマップを頼りに目的のアトラクションを探すと思います。
または、園内の係員に聞いたりすると思います。
園内マップを持っていれば、園内のことが正確にわかり行動するのも楽ですが、園内マップを持っていないと情報が少ないため行動するのが不便です。
④ クローラーの原理もこれと同じ
僕もサイトマップを初めて設定してみてわかったのですが、これと同じでした。
サイトマップを設定したら、サーチコンソールのデータ精度、正確性が上がりました。反対にサイトマップ設定前はデータの精度、正確性が低かったです。
このことから、サイトマップは設定すべきと思いました。また、サイトマップは、このようなイメージを持てば簡単で分かりやすいと思います。
この説明で、やさしいサイトマップの原理がわかってもらえたでしょうか。コンピュータ知識がない方は、このくらいの知識でよいと思います。
実際の検証
サイトマップ設定前後で、サーチコンソールのインデックスステータスを比較してみました。
そのときのイメージグラフを上げておきます。(キャプチャーした画像でもよいのですが、何かと支障がありそうなのでイメージとします)
■サイトマップ設定前のインデックスステータス(イメージ)
■サイトマップ設定後のインデックスステータス(イメージ)
サイトマップ設定前、クローラーだけを頼りにしていたときのインデックスステータスは不安定、不正確でした。
一方、サイトマップ設定後は安定的で正確になりました。これがサイトマップ設定前後の検証結果でした。
自分の考えとの違い
自分としては、新規記事を頻繁に更新すれば、クローラーが頻繁に巡回するので、これで事足りるだろうと思っていました。
でも、実際は違っていました。サイトマップ未設定でのクローラーの巡回のみでのインデックス登録には限界があるようです。
(あくまでこれはサーチコンソール上の話ですが・・)
インデックスステータスをみると登録数が乱高下(らんこうげ)して、不安定でした。
クローラーのみでの巡回でのインデックス登録、インデックスステータスは、正直、精度が低かったです。
一方、サイトマップを設定してみると、データの正確性がぜんぜん違いました。高品質になりました。
ほぼ僕が予想した9割以上がインデックス登録数となりました。そして、その状態がキープでき安定するようになりました。
これは、今までサーバー内での記事の所在が不安定だったのが、サイトマップを設定することにより、
1記事ごとの所在が明確になり、これをクローラーが読み込んで、1記事ごとの所在が分かりやすくなり、サーチコンソールに反映されたと思います。
このことから、サイトマップは設定すべきと痛感しました。
簡単なサイトマップの設定方法
自分はやろうと思えば、ftpを使いサイトマップを設定することはなんとかできます。
いちおう元システム屋なので、サーバーの仕組みやftpの使い方もわかります。でも僕はめんどいことはしたくないんですよ。
こういうので無駄な時間は使いたくないんですよ。
そこで、「ftpを使わず簡単にサイトマップを設定する方法はないかなぁ?」と思っていました。
そこで、ネットで簡単にサイトマップを設定する方法はないか探してみました。そうしたらよい記事がありました。リンクしておきます。
参考記事
→ 【WordPress】サイトマップ作成からSearch Console登録までの全手順
こちらの記事、理屈抜きで手順通りにやれば、ftpを使わず簡単にサイトマップの設定ができます。とてもオススメの記事です。
簡単にサイトマップの設定をしたい方は参考にしてください。
平たく言っちゃえば、プラグインの「Google XML Sitemaps」インストールしろよ! ということです。
まとめ
「サイトマップって設定する意味があるの?」と思っていました。サイトマップを初めて設定してサイトマップの意味や目的がわかりました。
そしてサーチコンソールを使うなら、サイトマップは設定すべきと思いました。この記事が僕と同じ悩みを持っている人の参考になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい